バレーボールV1女子・PFUに“タイの顔”チャッチュオン加入

スポーツ報知

 バレーボールVリーグ1部(V1)のPFUブルーキャッツは10日、タイ人アウトサイドヒッターのチャッチュオン・モクシー(18)が加入すると発表した。背番号は19に決まった。コートネームは「バンビン」。

 PFUによると、身長178センチのチャッチュオンは、現在タイのナショナルチームで最年少としてコートに立ち、高い打点からのスパイクを武器に活躍し、所属クラブで出場した2018アジアクラブ選手権大会では優勝に大きく貢献した。

 またジュニア時代からタイの代表選手として活躍し、2014、17年のアジア大会ではベストアウトサイドスパイカーを受賞。タイ国内では女子バレーボール競技が人気で、チャッチュオンはとても注目度の高い選手という。

 チャッチュオンはチームを通じ「海外リーグでプレー出来ることを今からとても楽しみにしています。ここからまた私の新しい人生の章が始まりますが、日本とタイのリーグの違いを学びながら経験を積み、技術を磨いて選手としてさらに成長していきたいと思っています。チームが私を選んでくれたことが正しい選択だったことを証明するためにもベストを尽くし、皆さんの期待に応えたいと思っていますのでぜひ、応援してください」とコメントした。

 加藤陽一監督(41)も「このたび、タイ王国よりチャッチュオン・モクシーの入団が決定し、PFUブルーキャッツ一同大変うれしく思います。彼女は、アンダーカテゴリーにおいて数々の素晴らしい成績を残し、現在はシニアでも中心選手となりタイナショナルチームの顔となっています。プレースタイルはオフェンスではスピードと高さを持ち合わせ、ディフェンスではサーブレシーブもこなす攻守にわたりバランスがとれた選手です。年齢は18歳ですが国際大会での経験を生かしアウトサイドヒッターとしてPFUブルーキャッツの勝利に必ずや貢献してくれると思います」と期待を寄せた。

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