水球・大本監督、けん責処分…女子代表合宿打ち切り問題

スポーツ報知

 日本水泳連盟は11日、都内で会見を開き、7月に行われた水球女子日本代表の合宿が途中で打ち切られた問題に関し、第三者委員会の調査報告を発表。SNS上で女子代表の戦術などを批判し、選手の動揺を引き起こした男子代表の大本洋嗣監督(51)を、けん責処分にすると発表した。

 第三者委は投稿にフェアプレー促進の意図があったのは認めた上で、内容には事実誤認があると指摘し、「総合的な評価としては、明らかに不適切な内容」と結論づけた。会見に出席した水連の坂元要専務理事は、「こういうことが(今後)ないように徹底的に指導していく」と話した。大本監督は、選手への直接謝罪の意思を持っているという。

 また、練習試合の接触プレーを巡り、日体大女子水球部の塩田義法監督(36)が代表選手の1人に叱責を浴びせたことに対しては、「パワーハラスメントと評価されるものではない」とした。

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