運命のソフト決勝戦 日本先発はエース上野

スポーツ報知
力投する先発の上野

◆ソフトボール女子世界選手権 第11日 ▽決勝戦 日本―カナダ(12日、ZOZOマリンスタジアム)

 3位決定戦でカナダを3―0に完封勝ちし、迎えた運命の頂上対決。世界ランク2位の日本は、同1位の米国と再び対戦する。2大会ぶり優勝を目指す日本のスタメンが発表された。

 先発は、日本が誇る世界NO1投手・上野由岐子(36)=ビックカメラ高崎=。上野は同日午後2時から行われた、カナダとの3位決定戦にも先発し7回を7奪三振、被安打4の無失点で完封した。ダブルヘッダーでの先発起用にも、宇津木麗華監督(55)は「今大会は逃げたくない。(決勝も)上野で勝負していきたい」と決意。試合間隔が3時間30分と短い中でも「エース」の起用で雪辱を果たす。

 3位決定戦と同じ顔ぶれだ。指揮官は「初戦から全試合勝ちたい気持ちはあったけど、最後が一番勝ちたい」と今大会の集大成のオーダーで臨む。

 世界中のソフトボールファンが注目する、日本と米国の運命の決戦は、午後7時からプレーボールだ。(宮下 京香)

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