【卓球通信】2大会を統合しショーアップ…星野専務理事に聞く

スポーツ報知
星野一朗専務理事

  日本協会の星野一朗専務理事(63)に「現状と東京への展望」を聞く第3回は、魅力ある大会運営と組織面の強化のプランに迫った。

 今年度から世界選手権日本代表選考会とジャパントップ12を統合し、来年3月に開催する。2大会をまとめることで「演出も導入し、ショーアップしてみなさんに見ていただける大会にしたい」。初日は選考会となり、優勝者が世界選手権代表に内定。2日目は大会前までに代表に内定している4人が加わり、5人で賞金大会を戦う構想だ。優勝賞金も国内唯一の賞金大会だったトップ12の100万円から大幅に増額予定だという。

 協会の登録会員が順調に増える中で、各都道府県の連盟や協会の法人化の促進も検討中だ。「卓球が盛り上がっている。これをさらに伸ばしていくため、より強固な組織をつくっていきたい」。20年以降も見据え、改革は続いていく。(林 直史)

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