錦織、全米OP前哨戦完敗 メジャー最終戦へ不安1敗

スポーツ報知

◆男子テニス ウェスタン・アンド・サザン・オープン(15日、米シンシナティ)

 男子シングルス2回戦で世界ランキング23位の錦織圭(28)=日清食品=は同151位のスタン・バブリンカ(33)=スイス=に4―6、4―6のストイレートで敗れた。バブリンカは元世界ランク3位の強敵だったが、サーブと強打に押された。錦織の次戦は4大大会最終戦の全米オープン(27日開幕・ニューヨーク)となる。

 実力者同士の対戦となったが、錦織はなすすべなく元世界3位のバブリンカに圧倒された。見せ場なく敗れた錦織は、いつになく厳しい表情でコートを引き揚げた。

 第1セットは先にブレークを奪ったものの、一気に畳みかける力強さがなく4―1から逆転を許してしまう。第2セットもラリーで左右に振られる場面が多く、劣勢をはね返すことができなかった。

 それでも、得意の全米オープンに向けて錦織は「試合数を重ねて自信をつけたい」と気丈に話した。だが、メジャー最終戦へ不安の残る前哨戦となった。

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