【Bリーグ】山形、204センチ助っ人2人加入 スカイプ面接合格ヘンリー&ビスピン

スポーツ報知
B2山形に新加入したビスピン(左)とヘンリーの“204センチコンビ”

 Bリーグ2部(B2)・山形ワイヴァンズに、“Skype(スカイプ=インターネット電話)面接”に合格した優良助っ人が新加入した。

 入団したのは、前FCポルト(ポルトガル)のフォワード(F)のウィル・ヘンリー(28)=204センチ、93キロ=と、前ボラス・バスケット(スウェーデン)のFブレット・ビスピン(24)=204センチ、106キロ=。2人とも米国出身で、国内の大学卒業後は欧州で活躍し、日本でのプレー経験はない。

 未知数の2人について、今季就任した小野寺龍太郎ヘッドコーチ(36)は、代理人によるハイライト映像以外にフルゲームの映像数試合を入手しチェック。「プレーはもちろん、ベンチでの振る舞いや、審判や同僚とのやり取りまで見た」。さらに「彼らにはSkypeで数回、インタビューした。こういうスタイルのバスケットにフィットできるか、日本やBリーグの文化に順応できるか、など聞き、人間性も含めて調査した」と太鼓判を押した。

 これに対し、ヘンリーは「走るバスケット、切り替えの速さで貢献したい。チームプレーにフォーカスする」、ビスピンも「長所はリバウンドに強い点。そこに自分のプライドがある」と頼もしい言葉を口にした。昨季東地区3位だった山形で、飛躍のキーマンとなるか注目だ。(須貝 徹)

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