水球女子は宿敵中国に4点差完敗…

スポーツ報知
中国に敗れ、涙を流し肩を落とす日本の選手たち

◆ジャカルタ・アジア大会(17日)

 水球女子は6チーム総当たりのリーグ戦第2戦で、強豪の中国に8―12で敗れた。第1ピリオドに0―3と先行される苦しい立ち上がり。第2ピリオドにも3点を失った。第3ピリオドには3点を返すなどしたが、最終ピリオドに4点を奪われて突き放された。攻撃陣も相手GKを中心に堅い守備に阻まれ、初戦のインドネシア戦で15得点した力を発揮しきれなかった。

 中国には、16年リオ五輪予選を兼ねた15年アジア選手権(中国)で2連敗。日本と中国の一騎打ちで、2勝した方が五輪出場権を獲得できるサバイバルマッチで苦杯をなめた因縁の相手だった。

 今年7月には練習試合でのトラブルに加え、SNS上で男子代表の大本洋嗣監督(51)が戦術やラフプレーを批判。選手たちは「自分たちが信じてやってきたことを否定された」とショックを受け、代表合宿が打ち切りになる事態も発生した。騒動を乗り越えて、今大会へ臨んでいる。

 次戦の第3戦は、19日にタイと対戦。目標の金メダルへ、実戦の中で課題の修正と改善を図りながら勝ち進む。

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