バド桃田がアジア大会団体Vへ自信 好相性の地で2冠へ挑む

スポーツ報知
公開練習後に意気込みを語る桃田賢斗

 ジャカルタ・アジア大会のバドミントン代表は18日、ジャカルタ市内の試合会場で団体戦(19日~)に向けた調整を公開した。男子シングルスで18年世界選手権金メダルの桃田賢斗(23)=NTT東日本=はリラックスした様子でショットの感覚を確かめた。「(天井の)ライトの強さと風を意識した。風はあるけど、シャトルを打っている感覚は良い。団体戦は日本が一番、分があると思う。(エース役の)第1シングルスでしっかりとれれば、優勝できる」と自信をにじませた。

 会場のイストラ・スナヤンは、15年世界選手権で初の銅メダルに輝いた地。今年7月のインドネシア・オープンでも優勝した。バドミントンが国技として親しまれるインドネシアでは注目も高く、約7000人収容の会場は満員が予想される。「熱狂的でシャトルの音も聞こえない時もある。やりづらい体育館の1つだけど、苦手意識はない。観客に見てもらえれば、モチベーションになる」と桃田。団体、個人の2冠へ、世界王者に死角はない。

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