桃田賢斗、相性いい体育館「優勝できる」

スポーツ報知
公開練習後に意気込む桃田賢斗

 45か国・地域が参加して開会式が行われ、9月2日までの熱戦が本格的に始まった。桃田賢斗(23)=NTT東日本=らバドミントン代表も19日の団体戦へ調整した。

 桃田は揺るぎない自信を胸に出陣する。19日の団体1回戦・マレーシア戦へ「風はあるけど、シャトルを打っている感覚はいい。団体は日本が一番分があると思う。(エース格の)第1シングルスでしっかり取れれば優勝できる」と言い切った。

 会場のイストラ・スナヤンは、空調の風の影響と、バドミントンが国技のインドネシアならではの大声援が名物。女子ダブルスで16年リオ五輪金の高橋礼華(28)=日本ユニシス=も「やりづらい印象はある」と話したが、桃田にとっては好相性の体育館だ。15年世界選手権で初の銅メダルに輝き、今年7月にはインドネシア・オープンを制した。「苦手意識はない」と頼もしい。

 アジア大会の日本男子は、単複を通じて金メダルを獲得できていない。「団体戦で自分のプレーができれば、個人戦につながる」。2冠達成で一挙に歴史を塗り替える姿を、イメージできている。(細野 友司)

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