バドミントン男子団体は準々決勝へ 風対応ばっちり

スポーツ報知
桃田賢斗

◆ジャカルタ・アジア大会(19日)

 バドミントンの男子団体1回戦で、第3シードの日本はマレーシアに3―0で快勝し、20日の準々決勝に駒を進めた。

 第1シングルスで18年世界選手権金メダルの桃田賢斗(NTT東日本)が、世界選手権銅のリュー・ダーレンにストレート勝ち。第1ダブルスの世界選手権銀メダリスト園田啓悟・嘉村健士組(ともにトナミ運輸)もストレートで快勝し、第2シングルスの西本拳太(トナミ運輸)も勝った。

 懸念されたアリーナの空調の影響も、各選手の工夫で問題なくクリアした。桃田は追い風でシャトルが飛びやすい第1ゲームにアタックを多用。コートが逆になる第2ゲームは、ラリーで前後に揺さぶりをかけて、相手のアウトを誘った。「風上、風下でプレースタイルを考えてやれた」。嘉村も「風はあったけど、焦らずにやれた」とうなずいた。

 団体戦はシングルス3試合、ダブルス2試合の計5試合のうち、3勝を挙げたチームが勝ち上がる。

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