最年長・永吉「深く反省しております」…バスケ男子代表不適切行動問題

スポーツ報知
強制帰国し、報道陣の前で頭を下げたバスケットボール元日本代表の(左から)橋本拓哉、佐藤卓磨、今村佳太、永吉佑也

 ジャカルタ・アジア大会に参加していたバスケットボール男子代表4選手が公式ウェアを着用して夜の歓楽街を訪れた問題で、当該選手の橋本拓哉(23)=大阪=、今村佳太(22)=新潟=、佐藤卓磨(23)=滋賀=、永吉佑也(27)=京都=が20日夜、日本バスケットボール協会の三屋裕子会長(60)とともに東京都内のホテルで記者会見を開いた。

 最年長の永吉がまず口を開き「このたびは私たちの軽率な行動により、関係者の皆さま、バスケットボールを愛する皆さん、チームメート、スタッフに深く反省しております。このたびは申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げた。

 東野智弥技術委員長(47)とともに会見した三屋会長は「このような会見で壇上からご報告申し上げることをお許し頂きたいと思います。大変、軽率で思慮に欠けた行動で多くの皆様に多大なご迷惑をおかけしたことを心からお詫び申し上げます」と一礼。「昨晩知らされました。そこから事実を把握し、事情聴取を致しました。日の丸を胸に戦いに臨んだ選手のする行動ではないと私は思ってます。選手たちはここから長い社会的制裁を受けることになるでしょう。ここに明確に選手の口から伝えさせないといけないと思います」と話し、記者からの質疑応答を受けた。

 当該選手はいずれもBリーグ所属の4選手で、日本オリンピック委員会(JOC)から日本代表選手資格を剥(はく)奪され、この日に帰国。会見に列席し、頭を下げた。

 JOCによる聞き取り調査によると、4選手は16日午後10時過ぎ、日本食の店で飲食。その後、女性が接客する店を紹介された。日系人の仲介で4選手はそれぞれ女性を伴ってホテルへ行き、行為へ及んだ後、17日未明にタクシーで選手村へ戻ったとされている。

 今大会のバスケットボール男子のエントリーは12人。当該の4人が選手団として認定取り消しになり、8人となったが、大会には引き続き参加する。

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