バド男女が決勝進出狙う… 団体準決勝

スポーツ報知

 ◆ジャカルタ・アジア大会 第4日(21日)

 バドミントンは、男女の団体準決勝が行われる。初の決勝進出を目指す第3シードの男子は、開催国のインドネシアと対戦する。バドミントンが国技とあって、約7000人収容の試合会場イストラ・スナヤンは完全アウェーが予想される。朴柱奉監督が「世界一(応援が)うるさい体育館」と警戒する敵地で、第1シングルスの桃田賢斗(NTT東日本)から流れを作りたい。

 48年ぶりの優勝を目指す第1シードの女子にも、アウェーの壁が立ちはだかる。男子と同じく、準決勝の相手はインドネシアだ。同種目は中国が5連覇中。日本が最後に優勝した70年大会以降、74年大会からの11大会のうち、実に10大会を中国が制している。日本は今季、国・地域別の世界一決定戦、ユーバー杯で37年ぶりに優勝した。女子シングルスの奥原希望(日本ユニシス)は「(世界)王者は王者だけど、アジア王者にはなっていない」と今大会のタイトルに照準を合わせている。

 団体戦はシングルス3試合、ダブルス2試合の計5試合のうち、3勝を挙げたチームが勝ち上がる。

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