山下団長、バスケ4選手買春「許されない」

スポーツ報知
山下泰裕団長

 現地ジャカルタで会見した山下団長は「深夜にそういう行為をしたことが問題だし、許されない」と深々と頭を下げた。

 国際総合大会における日本代表には、日本オリンピック委員会(JOC)が定めた「日本代表選手団としての行動規範」の順守が求められる。行動規範は選手団名簿を兼ねて配布される200ページ超の冊子に明記され、選手団本隊現地入り翌日の15日にも周知したばかりだった。「細かい過去の(不祥事の)事例まで出して説明したが、選手には伝わっていなかったのか、という思いが強い」と嘆く。

 20日朝7時からは緊急で各競技の監督・コーチを集め、規範順守と再発防止を再度徹底した。JOCは今年から新たに強化指定を受けた選手を対象に、倫理観や道徳心を養うインテグリティー(誠実さ、高潔性)教育プロジェクトを発足。強いだけではなく、人間性も優れた選手育成に努めてきた。JOC関係者は「大多数の選手は自覚を持ってやってくれているが…」と沈痛な面持ちだった。

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