杉山愛氏、大坂なおみ歴史的一戦「気持ちをコントロールすることは難しい」…セリーナの暴言で荒れた試合

スポーツ報知

 元プロテニス選手の杉山愛氏(43)が9日放送の日本テレビ系「シューイチ」(日曜・前7時半)に生出演。全米オープンで女子テニスの大坂なおみ(20)=日清食品=が、元世界ランキング1位のセリーナ・ウィリアムズ(36)=米国=を6―2、6―4で破って初制覇し、4大大会シングルスで日本テニス史上初の快挙を成し遂げた試合のポイントを解説した。

 杉山氏は、歴史的な一戦で「とんでもないことが起きたんです」と指摘した。それは、第2セットでコーチングの警告を受けたセリーナが主審に対する暴言に続きラケットを投げるなどで、第8ゲームをペナルティーで失うまさかの事態のことで「試合がおかしなこと、普段起こらないことが起きてしまったんです」と示した。

 こうした中で「会場も騒然としてますしブーイングも起こる」と気持ちの動揺があったと推測し「荒れた中で自分の気持ちをコントロールして自分のプレーに専念することもすごく難しいこと」とした。その上で「大きな夢の舞台で素晴らしい内容でいろんなことが試される中でも精神的な部分で成長があったからこそ今日の勝利があった」と絶賛していた。

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