大坂、凱旋試合も“なおみ流”「ハードに楽しむ」

2018年9月18日6時0分  スポーツ報知
  • 会見で笑顔を見せ、日本語であいさつした大坂なおみ(カメラ・竜田 卓)

 ◆女子テニス 東レ・パンパシフィックOP第1日(17日、アリーナ立川立飛ほか)

 全米オープンで優勝し、日本勢として初の4大大会シングルス制覇を果たした世界ランク7位の大坂なおみ(20)=日清食品=が17日、会見に登場。「いい試合をしたい」と凱旋大会での本気モードをアピールした。世界ランク上位の強豪たちがそろうが、優勝すれば同6位に並び、目標とするトップ5入りに前進する。初戦となる19日か20日の2回戦の相手は、シングルス1回戦で日比野菜緒(23)=ルルルン=を下した同29位のドミニカ・チブルコバ(29)=スロバキア=に決まった。

 終始笑顔の会見の中に、決意がにじんだ。全米OP覇者として臨む凱旋試合に「今日までたくさんの試合をこなしたし、少しは良い選手になれていると思う。経験も積んできたので、より良い準備ができている」。昨年大会は1回戦で元世界ランク1位のアンゲリク・ケルバー(30)=ドイツ=にストレート負けを喫しただけに、意地を見せるべくコンディションを整えた。

 14日に帰国してから4日。大相撲を観戦するなどリフレッシュに努める一方、「他の大会と同じような準備をしてきた。ジムに行ったり、普通通り」。前回大会覇者で世界ランク2位のキャロライン・ウォズニアッキ(28)=デンマーク=ら格上の選手も参戦。厳しい戦いが待つが準備にぬかりはない。

 初戦となる2回戦でぶつかる14年全豪OP準Vのチブルコバは「(大坂は)とても調子がいいし、メジャーを制した選手。いい試合をしたいし、とても楽しみ」。大坂は過去の対戦で1戦1勝とリードしているが「映像などでプレーも見てきたのでスタイルは分かっているつもり。優れている選手なので、厳しい戦いになる」と険しい表情。パワーを武器とする強敵を相手に油断は見せなかった。

 優勝すれば470ポイントを獲得。同6位エリア・スビトリナ(24)=ウクライナ=と並び、今季の目標であるトップ5入りにも近付く。年間獲得ポイント上位8人だけが出場できるWTAファイナル(10月21日開幕、シンガポール)進出へも一歩前進するだけに「ハードに、一生懸命プレーするという部分は変えずに。安定したテニスを続けることを優先しながら、何よりも楽しみたい」。世界一へと続く階段を、確実に上る。(太田 涼)

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