日本まさかの1次リーグ敗退 中垣内監督の更迭は不可避か

2018年9月19日15時51分  スポーツ報知
  • 惨敗した日本男子の中垣内監督

 ◇バレーボール世界選手権第8日(18日、イタリア)

 男子1次リーグA組で世界ランキング12位の日本は同7位のアルゼンチンに3―2で勝って2勝3敗の勝ち点5としたが、A組5位で敗退した。2大会ぶり出場の日本は16チームによる2次リーグ(L)に進めず、98年大会の15位を下回る過去最低の成績となった。

 2次L進出のためには、3―1以上の勝利が必要な日本は第1セット、西田(ジェイテクト)のサーブを起点に連続得点を奪い、26―24で先取したが、第2セットは相手の攻撃を防げずに20―25で失い、もう1セットも落とせない崖っぷちに追い込まれた。

 第3セットは16―10と中盤まで大差をつけながら、サーブレシーブが乱れ、17―17の同点とされてしまい、競り合いとなった。だが、最後も守りが崩れ、強打を浴び、30―32でセットを落とし、この時点で2次L進出の可能性が消滅した。第4、第5セットは、25―20、15―13で連取したが、むなしい勝利となった。

 中垣内祐一監督は「次のステージ(2次L)にいって、トップレベルのチームと多く試合をしたかったが、われわれはそのレベルではないということ。重く受け止めないといけない」と話した。今大会の目標は「ベスト8相当」だったが、遠く及ばない結果となった。今大会を通して、サーブで崩すことができず、逆にサーブで守りを乱されて、連続失点する場面が続いた。このため、センターラインからの攻撃を生かすことができなくなり、両サイドからの強打を止められる悪循環に陥ってしまった。

 この2年間、中垣内体制となっての試合を見てきたが、監督と選手の一体感に欠ける印象が強い。大会前、「外は熱く、中は冷静に試合をしたい」と話していた同監督だったが、肝心の本人の熱さを感じることができなかった。

 大会前の記者会見で日本バレーボール協会・嶋岡健治会長は「世界選手権で結果を出して欲しいと、監督には伝えた。8位相当までいっていないと厳しい。(来年の)W杯、東京五輪につながっていかない」と強い口調で話した。東京五輪でのメダル獲得を掲げている日本協会。そのためのステップとなる大会で惨敗。監督更迭は不可避となった。(久浦 真一)

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