加藤・二宮組、日本勢初V王手

スポーツ報知
女子ダブルス準決勝 決勝進出を決め喜ぶ二宮(右)、加藤組

◆女子テニス 東レ・パンパシフィックOP第5日 ▽女子ダブルス準決勝 加藤・二宮(7―6、6―0)ダブロウスキー・徐(21日・アリーナ立川立飛ほか)

 ダブルスの準決勝が行われ、ジャカルタ・アジア大会で銅メダルの加藤未唯(23)=ザイマックス=、二宮真琴(24)=橋本総業=組が、ガブリエラ・ダブロウスキー=カナダ=、徐=中国=組を7―6、6―0で下し、日本勢初優勝に王手をかけた。

 ダブルスの加藤、二宮組が日本人同士のペアで初優勝にあと1勝と迫った。第1セットを1―4と相手に先行されたが、タイブレイクで奪い「先にリードされたけど2人で積極的にいけた」と二宮。勢いに乗って第2セットは相手に1ゲームも許さず圧倒した。

 2009年大会で杉山愛、ダニエラ・ハンチュコバ(スロバキア)組が準優勝を果たしたが、日本人同士のペアでは初の決勝進出。前週のジャパン女子オープン(広島)では準優勝に終わり、加藤は「知り合いに広島か東京で優勝すると宣言したので全力で取りにいく」。昨年は準決勝敗退の二宮も「今年は決勝まで来られてホッとしている。もう一つ勝って優勝したい」と誓った。頂上決戦は22日に行われる。(宮下 京香)

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