錦織、決勝進出を逃す…大坂なおみと同時決勝ならず

スポーツ報知
錦織圭

◆男子テニス マゼル・オープン(22日、フランス・メス)

 男子テニスのマゼル・オープンは22日、シングルス準決勝が行われ、第1シードで世界ランク12位の錦織圭(28)=日清食品=は決勝進出を逃した。予選勝ち上がりで同166位のマティアス・バヒンガー(31)=ドイツ=に6―2、4―6、5―7で逆転負け。16年2月第2週の錦織(メンフィスOP)、土居美咲(台湾OP)以来となる同週大会での日本勢男女シングルス決勝進出はならなかった。

 大坂の決勝進出決定から約10時間後、約9532キロ離れたフランスのメッスで準決勝を戦った錦織は逆転負けで敗退した。21日の準々決勝は世界31位のニコロズ・バシラシビリ(ジョージア)を6―3、4―6、6―4で撃破した。準決勝の第1セットは第2ゲームから5ゲーム連取し先取。だが第2セットは凡ミス数が15と増え、最終セットも5―6の第12ゲームでダブルフォルト、ミスが重なった。

 今大会はツアーでは最も格が低い。全米の後はツアー大会は楽天ジャパンOPまで間隔を空ける年が多かったが、年間獲得ポイント上位8人が出場できるATPツアー・ファイナル(11月・英ロンドン)出場を視野に、少しでもポイントを上積みするべく参戦していた。予選からの勝者に不覚をとっての4強どまり。凱旋試合の楽天ジャパンOP(10月1日開幕・武蔵野の森)で立て直す。

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