札幌山の手、昨年のリベンジ!2年ぶり17度目V…高校ラグビー南北海道大会

スポーツ報知
函館ラサールに雪辱し歓喜する札幌山の手フィフティーン

◆全国高校ラグビー南北海道大会 ▽決勝 札幌山の手50―14函館ラサール(25日・遠軽町えんがる球技場)

 全国高校ラグビー南北北海道大会の決勝が24日、遠軽町えんがる球技場で行われ、北は旭川龍谷が北見北斗に13―7で逆転勝ちし、39年ぶり3度目の優勝。NO8鈴木チライ(3年)が2トライで貢献した。南は、札幌山の手が50―14で昨年の決勝で敗れた函館ラサールに雪辱し、2年ぶり17度目のV。南北優勝校は全国大会(12月27日開幕、大阪・花園ラグビー場)に出場する。

 平均体重92キロを誇る重量FWを軸に函館ラサールを圧倒し2年ぶりV。佐藤幹夫監督(57)は「FW戦で主導権を握り、ディフェンスも速い出足で相手のスピードを封じることができた」と納得の笑顔を見せた。

 強力FW完成に貢献したのは、大会直前に臨時コーチを務めた元日本代表プロップで東芝でも活躍した笠井建志さん(42)。東芝の札幌山の手OBリーチ・マイケル(29)とも親交の深い笠井さんが、スクラムのフットワーク、ラインアウトの合わせ方などを細かく指導した。センター繁松秀太主将(3年)は「さらにFW、BKの連係を磨き、初の花園2回戦突破を果たしたい」と力を込めた。

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