卓球・平野美宇がW杯に向け出発…中国強敵選手を倒し2年ぶりVを狙う

スポーツ報知
女子W杯に向け成田空港を出発した平野美宇

 世界ランク9位の平野美宇(18)=日本生命=が25日、女子W杯(28~30日・中国、成都)に向け成田空港を出発した。

 2016年大会では、初出場ながら日本勢初の優勝という偉業を成し遂げた18歳が「(2年前の優勝は)自分のターニングポイントになった。人一倍思い入れがある」と熱く語る思い出の大会だ。2年ぶり2度目の頂点に向け「2回優勝するというのはずっと目標にしている。引退までに3回はしたい」と力強く語った。

 ワールドツアーのブルガリア・オープン(8月14~19日)、チェコ・オープン(同21~26日)と連戦が続き、調整する時間が取れなかったが、その後約1か月空き「今季の前半に自分のタイミングで打てなくてミスが増えてしまった。そこをしっかり修正できた」と準備は万全だ。

 20日には、平野が大ファンと公言する乃木坂46の西野七瀬(24)が公式ブログで年内の活動をもって、グループを卒業することを発表した。推しメンの「おしらせ」を受けて「乃木坂46を大好きになったきっかけが、西野さんを見て好きになったことだった。びっくりしたけど、これからもずっと応援したい」と推しの決意も力に変える。

 W杯は世界選手権に次ぐ格付けの高い大会だが「気合が入る。昨年は4位だったので、今年はチャンスをつかめるようにしたい」。昨年大会では、準決勝で中国の劉詩ブンに敗れ、連覇を逃した。「練習したことを発揮して、中国選手に勝ちたい」と雪辱を誓った。

 さらに18歳の平野は2年後の東京五輪も見据えており、「次につながる試合をして、結果が出せるように。そこを一番意識して行きたい」と気を引き締めた。

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