女子複日本41年ぶり金のナガマツ、秋田県民栄誉章受章

スポーツ報知
表彰会場でスマッシュを見せる松本(右)(左が永原)

 今夏のバドミントン世界選手権女子ダブルスで日本勢41年ぶりの優勝を果たした永原和可那(22)、松本麻佑(23)組=北都銀行=が2日、秋田県庁で秋田県民栄誉章を受章した。式後には約300人の出席者の前でプレーし、飛び入り参加の佐竹敬久知事(70)にスマッシュを放つ場面もあった。

 “世界一”の強打で、知事をのけぞらせた。式後に行われたバドミントンの試技で、佐竹知事は「(近くで)見たい」とラケットを手にした。司会者から「スマッシュを打ってください」とリクエストされた松本が強打を放つと、知事は「う~、おっかねぇ」と思わずシャトルをよけた。会場からは笑い声と大きな拍手。世界トップの強打を誇る“ナガマツ”ペアが晴れの舞台で自らの武器をアピールした。

 最新の世界ランクでは日本勢3番手の5位。チームメートで昨年12月のスーパーシリーズファイナルを制した先輩の米元小春(27)、田中志穂(26)組の6位を上回った。5日から福井国体に参加後は、デンマーク遠征も控えるが、永原が「いいプレーをすれば結果は返ってくる」と言えば、松本も「自分たちの良さを出していきたい」と、強打で東京五輪を目指すことを誓った。(遠藤 洋之)

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