錦織、ミス連発決勝で8連敗「全力を出そうとしても出せなかった」

2018年10月8日6時10分  スポーツ報知
  • 準優勝に終わった錦織(左)と、優勝したメドベージェフ(ロイター)

 ◆男子テニス 楽天ジャパン・オープン最終日 ▽シングルス決勝 メドベージェフ2―1錦織(7日・調布市武蔵野の森総合スポーツプラザ)

 世界ランク12位で第3シードの錦織圭(28)=日清食品=が2016年2月のメンフィスOP以来、2年8か月ぶりのツアー優勝を逃した。決勝で予選から勝ち上がった同32位のダニル・メドベージェフ(22)=ロシア=に2―6、4―6で敗れた。相手のサーブからは5ポイントしか取れない完敗。ツアー決勝は8連敗で12勝目はお預けになった。ダブルスはマクラクラン勉(26)、ヤンレナルト・シュトルフ(28)=ドイツ=組が制覇。マクラクランは大会2連覇、2週連続優勝を果たした。

 優勝者がコールされる場内アナウンスを遮るように、錦織はベンチでタオルをかぶってうつむいた。2年8か月ぶりの通算12勝目に王手をかけながらミスを連発。相手のマッチポイントでは、フォアハンドのショットが鈍い音とともに大きくコートを外れた。「全力を出そうとしても出せなかった」

 第1セット1―2の第4ゲームでミスやダブルフォルトが出て、ラブゲームでブレイクを許した。198センチの長身から、トスを上げてすぐ打ってくる相手のサーブにタイミングが合わず、第1セットでリターンのポイントは「4」、第2セットはわずか「1」だった。

 年間成績上位8人が出場できるATPファイナル(11月・英ロンドン)争いは10位のまま。残る大会は次週の上海マスターズ(中国)、エルステバンク・オープン(22日開幕・ウィーン)、パリ・マスターズ(29日開幕)の3つだが「ランクはあまり考えず、残りをどう戦いきるか。ケガも怖いので」。昨夏の右手首負傷からの完全復活を予感させた大会で悔しさが残った。(大和田 佳世)

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