矢富弟・洋則が初出場初トライ!ヤマハ発、ルーキーで決勝トーナメント進出

2018年10月14日6時10分  スポーツ報知
  • スタンドに笑顔を見せる洋則(左)と勇毅の矢富兄弟
  • 前半38分に中央を突破してトライを奪う矢富洋(中央)

 ◆ラグビー・トップリーグ第6節 ヤマハ発動機52―17キヤノン(13日・秩父宮)

 ヤマハ発動機が8トライを奪ってキヤノンに快勝。デビュー戦となった新人の矢富洋則(22、帝京大)が前半38分にトライを奪い、兄・勇毅(33、早大)との兄弟同時出場に華を添えた。また決勝トーナメント進出(4位以内)が決まり、パナソニックが敗れたため、代わってホワイトカンファレンスの首位に立った。

 期待の新人がいきなり結果を出した。「80分出ただけで終わりたくない」と話していた矢富洋が、26―10で迎えた前半38分、キヤノンの守備を切り裂いた。トップスピードで斜めに走り込み、SH吉沢のパスを受けて突破。3人のタックルを振り切ってトライだ。

 「矢富劇場」はこれだけでは終わらない。後半のキックオフ時の接触プレーで倒れ、「脳しんとうの疑い」で外へ。代わって兄がピッチに立ったのだ。ともに兄弟同時出場を願っていたが「弟と交代するとは…」と勇毅。「観客が笑っているのが聞こえました」と洋則も苦笑した。

 それでも後半11分に復帰すると、ベンチに戻った兄も29分にSHとして出場。11分間ながらも一緒にピッチを走り回った。6人きょうだいの2番目と4番目で年の差は10。「小学生時代に兄が早稲田で活躍しているのを見てました。まさか一緒にプレーができるとは。いい1日になりました」と弟は感激。兄も「らしさを出してくれた」と褒めた。

 パナソニックが敗れ、首位にも立った。この勢いで突き進む。「まだ足りない。もっとアピールしたい」と矢富洋。次のリコー戦もがむしゃらにトライを取りに行く。(里見 祐司)

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