トヨタ自動車、決勝T進出も茂野「ミスを減らしていかないと」

スポーツ報知

◆ラグビートップリーグ第6節 トヨタ自動車38-36NTTコム(13日、秩父宮)

 レッド・カンファレンス(紅組)のトヨタ自動車がNTTコムを38―36で振り切り、各組上位4チームによる決勝トーナメント(T)進出を決めた。神戸製鋼は10トライの猛攻で豊田自動織機に大勝。同組は神戸製鋼、サントリー、ホワイト・カンファレンス(白組)のヤマハ発動機、リコー、クボタが決勝Tに駒を進めた。パナソニックはリコーに敗れ、地元の群馬・太田での連勝が30で止まった。

 トヨタ自動車は決勝T進出を決めたが、ゲーム主将の日本代表SH茂野海人(27)は「結果だけは良かった」と渋い表情だった。38―27からシンビン(一時的退場)が出た4分間で2トライを許し、2点差まで追い上げられた。「判断ミスがあった。ミスを減らしていかないと」と自らにも厳しい言葉をかけた。

 14日から宮崎で代表合宿が始まり、11月にはニュージーランド、イングランド、ロシアの順で対戦。茂野は15年大会代表の田中史朗(パナソニック)、スーパーラグビーのサンウルブズで主将を務めた流大(ながれ・ゆたか、サントリー)とポジションを争う。「負けず嫌いなんで。120%を出してやれたら」。昨季は元所属のNECから移籍承諾文書が出ず、公式戦に出場できなかった。多くないアピールチャンスを生かし、W杯につなげる。

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