長崎美柚ら卓球女子JNT、全日本団体初優勝で世界ジュニアに弾み

スポーツ報知
全日本選手権団体の部で初優勝を飾った長崎

 卓球の全日本選手権団体の部が14日、茨城・池の川さくらアリーナで行われ、男子はリコー、女子はジュニアナショナルチーム(JNT)がともに初優勝を飾った。

 女子JNTが実業団の強豪を次々と破り、頂点に立った。メンバーは高校1年生の長崎美柚が最年長。長崎と同じくエリートアカデミーに所属する木原美悠は中学2年生、小塩遥菜は同1年生、大藤沙月(ミキハウスJSC)も中学2年生ながら、1次リーグから日本リーグ1部に所属する実業団の中国電力、日立化成、サンリツを次々と破る快進撃を見せた。

 決勝は中国電力との再戦となったが、今年の世界選手権団体戦代表にも選ばれた長崎が2勝を収める活躍。2勝2敗で迎えたラストの5人目で全中2冠と成長著しい大藤が、成本綾海を3―1で下した。長崎、木原、大藤は12月2日から世界ジュニア選手権(オーストラリア・ベンディゴ)に挑む。ジュニア世界一へ、弾みをつける初優勝となった。

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