【Bリーグ】レバンガ折茂が厚真町を訪問、支援物資届ける…千葉・島田社長と震度7被災地へ

スポーツ報知
厚真町関係者へ支援物資を渡す折茂(右)と島田社長(右から2人目)

 バスケットボールB1・レバンガ北海道の折茂武彦社長兼選手(48)と千葉ジェッツの島田慎二社長(47)が18日、胆振東部地震で震度7を記録し、大きな被害を受けた厚真町を訪問した。

 17日に札幌で熱戦を展開した両チーム。日大で同級生だった2人が、午後1時に厚真町役場を訪ね、宮坂尚市朗町長(62)にお見舞いを述べると、同町長は「町は全国からのたくさんの応援で、平穏を取り戻しつつある。プロチームや選手の応援は心強く思います」と感謝した。

 2人はその後、現在も118人の町民が避難生活を送る厚真町総合福祉センターを訪れ、両チームスポンサー提供の衣類500着、フリーズドライ米やゼリーなど2000食分など支援物資を届けた。

 今年6月に最愛の母・豊子さん(享年74)を亡くした折茂は「同年齢ぐらいの女性がご苦労されているのを見て、胸が苦しくなった。自分たちも、最後まであきらめない戦いをし、一緒に前を向いていこうと、強く思いました」。訪問後は、栃木戦(20、21日)に向け札幌の練習会場に直行。島田社長も「被災地の状況を全国に発信、支援の輪を広げていきたい」と“共闘”を口にした。(小林 聖孝)

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