神戸製鋼が平尾さんの命日に快勝で1位通過
スポーツ報知
◇ラグビー▽トップリーグ第7節 神戸製鋼48―31NEC(20日・ノエビアスタジアム神戸)
リーグ最終戦が行われ、神戸製鋼はNECに快勝し、既に進出を決めていた上位トーナメント(12月)へ紅組1位で通過を決めた。神鋼は開始早々、日本代表FB山中亮平が自陣から大きくゲインしてウィングのフレイザーにパス、再びパスをもらい中央に先制トライ。元ニュージーランド代表SOダン・カーターがたくみにバックスラインを統率し、この日は山中とウィング山下楽平が3トライずつ奪う活躍。終始セーフティーリードを保ったまま計7トライで勝利した。
この日は、16年に胆管細胞がんで他界したクラブの元主将、GMで日本代表監督も務めた平尾誠二氏(享年53)の命日。レジェンドに地元神戸で快勝劇をささげ、トップリーグ元年の03年度以来15季ぶりの優勝へ加速した。