大坂なおみ、ケルバーとは「1億回対戦」

スポーツ報知
大坂なおみ

◆女子テニスWTAファイナル第2日 ▽1次リーグA組S・スティーブンス2(7―5、4―6、6―1)1大坂なおみ K・ベルテンス2(1―6、6―3、6―4)A・ケルバー(22日、シンガポール室内競技場)

 1次リーグ初戦4試合が終了し、いずれも世界ランク下位が勝利する展開になった。全米女王で世界ランク4位の大坂なおみ(21)=日清食品=はフルセットの末に、スローン・スティーブンス(25)=米国=に敗れた。24日の第1試合に行われる第2戦(日本時間午後8時30分開始)で、同2位のアンゲリク・ケルバー(30)=ドイツ=と対戦することになった。ケルバーに敗れ、同日第2試合でキキ・ベルテンス(26)=オランダ=が勝利した場合、大坂は1次リーグ敗退が決まる。

 大坂は過去1勝3敗のケルバーについて「1億回対戦したことがあるわ」と笑わせ、「お互いどんなプレーをするかよく知っている。彼女は4大大会(ウィンブルドン)勝者だし素晴らしいプレーをするから、難しい試合になることは覚悟しなくちゃいけない」と警戒した。今季唯一の対戦ウィンブルドン3回戦。芝とハードコートでは戦い方は大きく異なる。元々守備の固い元女王が攻撃的なテニスに転換しているという評価もあるが「私は彼女の専門家ではないし、芝とハードでしか対戦していないから比較できない。でもウィンブルドンで対戦した時は3球以内にウィナーを打ってきたような気がする」と話した。

 ◆大坂から見たケルバーとの対戦成績:1勝3敗

 ▽17年全米OP1回戦 〇6―3、6―1
 ▽東レ・パンパシフィックOP1回戦 ●3―6、4―6
 ▽中国OP1回戦 ●2―6、5―7
 ▽18年ウィンブルドン選手権3回戦 ●2―6、4―6

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