ケルバーは逆転負け、次戦・大坂戦は「簡単な相手ではない」

スポーツ報知

◆女子テニスWTAファイナル第2日 ▽1次リーグA組S・スティーブンス2(7―5、4―6、6―1)1大坂なおみ K・ベルテンス2(1―6、6―3、6―4)A・ケルバー(22日、シンガポール室内競技場)

 世界ランク2位のアンゲリク・ケルバー(30)=ドイツ=は、同1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)の棄権で繰り上がり出場のキキ・ベルテンス(26)=オランダ=に逆転負けを喫した。第1試合は安定したプレーぶりで6―1と圧倒したが「彼女が徐々に良くなってきて、私は集中力が落ちていった」と形勢逆転。最終セットは第7ゲームまで互いにブレイクする展開に。第8ゲームで0―40からブレイクできず「たくさんチャンスがあったのにモノにできなかった」と悔やんだ。

 試合終了後、20分とたたないうちに会見場に現れ、「まだ敗退が決まったわけじゃない。プレーのレベルを上げなくてはいけない」と自らに厳しい言葉を向けた。大坂には初対戦だった17年全米オープン1回戦こそ敗れたが、その後は3連勝。今年のウィンブルドン3回戦でも勝利している。「大坂のサーブはとてもいいし、強打もいい。簡単な相手ではない。何をすべきかは明日考える」と話した。

スポーツ

×