大坂なおみ、左利きケルバー対策で1時間練習…WTAファイナル

スポーツ報知
大坂なおみ

 女子テニスの年間成績上位8選手のみが出場できるWTAファイナル(シンガポール)に出場している大坂なおみ(21)=日清食品=は23日、現地午後2時から約1時間、センターコートで汗を流した。24日第1試合(日本時間午後8時30分開始)に行われる世界ランク3位のアンゲリク・ケルバー(30)=ドイツ=との1次リーグ第2戦に備え、左利きの相手と練習。サーブとレシーブに多く時間を割いた。

 前日の敗れたS・スティーブンス(米国)戦が午後8時30分開始と遅く、試合も2時間25分と長かったため、少し疲れた様子はあった。サーシャ・バイン・コーチ(34)は「昨夜は試合が遅かったし、ケアをして、夕食をとってから寝たので疲労はある。でも彼女は明日の試合を楽しみにしているから問題ない」と話した。もし次戦で敗れ、第2試合でキキ・ベルテンス(オランダ)が勝てば1次リーグ敗退が決まる。ケルバーには過去1勝3敗と対戦成績は良くない。それでもバイン・コーチは「準備は同じことをするだけ。彼女とは何度も試合をしていることがある。勝っても負けても次の試合があるのはありがたいこと」と前向きだった。

スポーツ

×