卓球・張本&丹羽がW杯から帰国…福原愛さん引退表明に「さみしい」

スポーツ報知
卓球男子W杯から帰国した丹羽孝希

 張本智和(15)=エリートアカデミー=とリオ五輪男子団体銀メダルの丹羽孝希(24)=スヴェンソン=が23日、W杯(日本時間19~21日)を終え、フランス・パリから羽田空港に帰国した。

 21日に引退を表明したリオ五輪女子団体銅メダルの福原愛さんについて、張本は「同じ仙台市出身で憧れの先輩だったので、そういう方が引退していなくなるのはさみしい」と神妙な面持ちで話した。福原の中、高の後輩でもある丹羽も「(福原さんは)僕が国際大会に行く時は、いつもいらして、気さくに声を掛けてくれた。中国選手に対して勝率がいい印象があって、僕も中国選手に勝ちたいといい刺激をもらっていた」と思い出を語った。

 張本はユース五輪(6~18日・ブエノスアイリス)、W杯と連戦後だが、息をつく間もなく、24日のTリーグ開幕戦に登場する。「(W杯中に)少し風邪を引いたけど、体は全然問題ない。誰とやっても勝てるように準備したい。(両国国技館で行うのは)イメージできないけど、すごく楽しみ」と胸を躍らせた。

 26日に初戦を迎える丹羽は「W杯同様、気合いを入れて臨みたい。目標は全勝して、いい流れでスウェーデン(29日~11月4日)、オーストラリア(11月6~11日))オープンにつなげたい。国際大会(への出場)が優先になるが、できるだけ予定が重ならないようにして、ファンの方にいい試合をお見せしたい」と意気込んだ。

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