大坂来季もサーシャコーチと

スポーツ報知
大坂なおみ

◇WTAファイナル第6日(26日、シンガポール室内競技場) ▽1次リーグA組K・ベルテンス1(6―3、棄権)0大坂なおみ

 世界ランク4位で初出場の大坂なおみ(21)=日清食品=は、同9位キキ・ベルテンス(26)=オランダ=との第3戦第1セット終了時点で左太もも裏痛のため棄権した。1次リーグ3連敗で敗退が決定。プロ6年目の今季はツアー2勝、獲得賞金639万4289米ドル(約7億337万円)で終了となった。

 会見で来季の「チーム・ナオミ」について「サーシャがノーと言ったり、私がもういい、と言ったりしなければ、一緒にやると思う」と引き続きサーシャ・バイン・コーチ(34)とタッグを組む予定であることを明らかにした。昨年12月の就任から常にポジティブな言葉をかけ続けてくれたバイン・コーチはコートを去る際も笑顔で寄り添い「今年成し遂げてきたことを本当に誇りに思う。いい仕事をしたよ」と声をかけてくれたという。

 今季は3月のBNPパリバ・オープンでツアー初優勝を飾り、全米オープンでも劇的な優勝を遂げた。「クレイジーな1年だった」と振り返り「結果を見ればベストシーズンだったと思う。でも私は常に未来を見ている。まだ今年は終わっていないけれど、もう2019年が楽しみ」と話した。フロリダに戻って短い休暇を取り、再び来季に向けたトレーニングが始まる。初戦はブリスベン国際(12月30日開幕)を予定。シドニー国際(来年1月6日開幕)を経て全豪オープン(同14日開幕)に向かう。

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