【Bリーグ】北海道が今季初の4連敗

スポーツ報知
古巣・栃木相手に6得点、7リバウンドと奮闘した市岡〈10〉

 ◆プロバスケットボールB1リーグ第6節 北海道60―85栃木(29日・北海きたえーる)

 レバンガ北海道は60―85で栃木に敗れ、今季初の4連敗を喫した。通算3勝7敗で、東地区5位に落ちた。

 これが首位を走るチームとの、勢いの差なのか。ホームで2戦連続逆転負けに、ジョゼ・ネトHC(47)は「恥ずかしい内容。第2クオーター移行、チームディフェンスが機能せず、ミスも多かった。全て自分の責任」と悔しさをにじませた。

 第1クオーター(Q)はPF/Cマーク・トラソリーニ(28)の7連続得点など20―17とリードも、第2Qに入り栃木のPF/Cライアン・ロシター(29)、同ジェフ・ギブス(38)の連係プレーに連続失点。その後も差を広げられた。

 敗戦の中で、この日もエースのトラソリーニが21得点と活躍。今季から加入したPF市岡ショーン(27)も、古巣相手に6得点、7リバウンドと奮闘した。市岡は「このチームの力を信じている。リバウンドなど自分の役割を全う、やり続けることが勝利につながると思う」と前を向いた。

 一方、今季から栃木に加入したPG田原隆徳(24)も、昨季まで在籍した北海道相手に7得点、2リバウンド、3スチールとハッスル。「自分の役目は、常にディフェンスやルーズボールなど、泥臭いプレー。北海道の皆さんにも、少しは成長した姿を見せることができたと思います」と“凱旋勝利”を喜んだ。(小林 聖孝)

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