女子の豊田自動織機が1部初昇格 卓球・日本リーグ後期

2018年11月11日9時50分  スポーツ報知
  • 1部初昇格を決めた女子・豊田自動織機

 卓球の日本リーグ後期大会は10日、山形・酒田市国体記念体育館で第4日が行われ、2部は女子の豊田自動織機が優勝と1部昇格を決めた。ともにチーム初の快挙。朝日大を3―0、JR北海道を3―2で下し、7戦全勝と圧倒的な強さを見せた。

 豊田自動織機は1951年創部の歴史あるチームだ。長年、トヨタグループ内や実業団の大会に参加してきたが、1991年に日本リーグに加盟。不況による人数不足で2年ほど脱退した時期もあったが、地道な取り組みが実り、復帰。苦難を乗り越えての昇格に、阿部昌司監督は「みんな一生懸命頑張っていたところを会社にも理解していただき、復帰してからずっと1部を目指して頑張ってきた。本当に長かったですね」と感無量の面持ちだった。

 チームとして強化が本格化したのは2016年だった。入れ替え戦を初めて経験した翌年、指揮官の強い希望で今大会でMVPに輝いた平野容子(25)、佐藤風薫(24)が加入。そこから着実に底上げが進んだが、入れ替え戦で3度も敗れるなど1部に届かなかった。

 壁を破ろうと、今年から選手が自発的に取り組んだのは全員そろっての筋力トレーニング。毎日、練習の合間の休憩時間に腹筋、背筋、腕立て伏せなどに取り組んだ。時間は数分間だったが、平野は「いつも負けて悔しい思いをしていたので、みんなで話し合って、今までと何かを変えないといけないと思った。ちょっとずつの積み重ねが、今までと違った結果に結びついたのかなと思います」。フルタイム勤務で練習時間が限られる中で、チームの絆を深めることにつながったと実感した。

 1部で初めて迎える来年の前期大会は地元の愛知県で行われる。阿部監督は「みなさんが見て楽しい卓球、精いっぱいの姿をお見せしたい」と意気込んだ。

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