クローバー歯科が待望の1部初勝利 卓球・日本リーグ後期

2018年11月11日9時53分  スポーツ報知
  • 1部初勝利に沸くクローバー歯科のベンチ

 卓球の日本リーグ後期大会は10日、山形・酒田市国体記念体育館で第4日が行われた。男子は1部初参戦のクローバー歯科が開幕5戦目で初勝利をマーク。愛知工大に3―2で競り勝った。

 クローバー歯科が待望の初白星をつかんだ。2―0と王手をかけたが、2―2と追い付かれる苦しい展開。5番手の加藤駿(22)が勝利を収め、林正偉監督は「負けていたら2部に降格していたと思う。気持ちの入ったいい試合をしてくれた」とホッとした表情を浮かべた。

 大阪・門真市の「医療法人クローバー クローバー歯科」を母体に昨年4月に創部した。今年から日本リーグに本格参戦すると、前期にいきなり優勝。創部からわずか1年半で1部の舞台まで上がってきた。異例のスピード昇格だったが、中国出身の林監督の人脈で中国から左俊斎(23)が加入するなどの戦力アップはあったものの、抜きんでた選手がいるわけではない。同法人の理事長で歯科医の保田晃宏総監督(48)は「世界ランクを持っている選手は1人もいないが、みんなが卓球が好きで、ミッション意識を持っている」とチームの色を語る。

 強化方針も独特だ。今年は多くの試合に挑み、経験を積むことをテーマに掲げ、9月には中国遠征を敢行。遼寧省で行われた大会にも出場し、指揮官は「レベルが高く、いい経験をした」と振り返る。この日は初勝利の後、日鉄住金物流に敗れ、1勝5敗となった。2年後にはTリーグ参戦も視野に入れるが、まずは10日の琉球アスティーダとの最終戦を制し、自力での1部残留を目指す。

卓球
球技
注目トピック
今日のスポーツ報知(東京版)