【高校バレー】富士見6連覇 日本代表経験の伊藤主将「全国でも通用する。目標はベスト8」

スポーツ報知
6年連続の春高出場を決めた富士見の選手たち

◆バレーボール 全日本高校選手権静岡県大会 ▽女子決勝 富士見3―0島田商(11日、このはなアリーナ)

 男女決勝が行われ、男子は静清が清水桜が丘に3―0で勝ち。3年連続3度目の優勝を飾った。女子は富士見が島田商を3―0で破り、大会6連覇を達成した。男女の優勝校は1月5日開幕の全国大会(東京、通称・春高)に出場する。

 3年連続となった島商との決勝を、富士見が制した。昨年のこの大会は3―2で勝ったが、今年は1月の新人戦(1●2)、6月の県総体(0●2)と2連敗。伊藤麻緒主将(3年)は「みんな負けたくない気持ちが強かった。達成感がある」とV6に酔いしれた。

 伊藤は今大会初戦の1週間前、練習中に右肩を亜脱臼。テーピングを施し、痛み止めを飲みながら出場を続けた。決勝では8本のブロックポイントを含むチームトップの16得点と攻守で活躍。昨年8月の世界ユース、今年6月のU―19アジアジュニア選手権と2つのカテゴリーで日本代表を経験している主将は「きょうみたいなコンビや、つなぎをやれば全国でも通用する。目標はベスト8」と学校最高の全国16強超えを誓った。

 【女子】▽優秀選手 伊藤麻緒、山崎ひなの(以上富士見)村上築幸、直井佑吏(以上島田商)勝呂詩保(沼津商)谷川礼紗(三島南)▽優秀リベロ 石間愛子(富士見)

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