石川佳純、11月のTリーグ3試合と日本リーグプレーオフにも出場へ

スポーツ報知
帰国した石川

 卓球女子世界ランク3位の石川佳純(25)=全農=が13日、ワールドツアーのスウェーデン・オープン(OP)、オーストリアOPを終えて羽田空港に帰国した。

 スウェーデンOPでは準々決勝でリオ五輪金メダルの丁寧(中国)に2ゲームを先取し、第3ゲームも9―5と追いつめながら、逆転負けを喫した。勝利を目前にしていただけに「すごく悔しい気持ちが大きい」。ただ、今年に入って丁寧とは4度も対戦。試合を重ねる中で「感覚を空けずに試合することで、サーブやコース取りが前よりも慣れてきた。やればやるほど手応えも感じていますし、もうちょっと足りない部分も感じている。そこをしっかり変えていければ、結果はついてくるんじゃないかなと思ってます」と大きな壁を超える兆しは見えつつある。

 帰国後はTリーグで18日の日本生命戦、20日の日本ペイント戦、21日の日本生命戦の3試合に出場する意向も明かした。また、実業団の日本リーグで年間総合優勝を決める12月1、2日のプレーオフ(群馬・高崎アリーナ)にもゴールド選手として登録している日立化成の一員として参戦予定。「Tリーグや日本での試合がたくさん待っている。そこでいいプレーをして、1か月間しっかり練習して(ワールドツアー)グランドファイナルで最高のプレーをして、中国選手に勝てるように頑張りたいです」と意気込んだ。

スポーツ

×