完敗の錦織「1年で最悪の日」

スポーツ報知

◆日東電工ATPファイナル第3日 ▽1次リーグB組K・アンダーソン2(6―0、6―1)0錦織圭(13日・ロンドンO2アリーナ)

 世界ランク9位の錦織圭(28)=日清食品=は同6位のケビン・アンダーソン(32)=南アフリカ=に完敗した。獲得ゲーム1は2008年10月のストックホルム・オープン準決勝(vsソデルリング)に並び自己ワーストタイ。凡ミス24本のうちフォアが15本を数え、第1サーブ確率も45%と絶不調。リターンゲームでも77%と高確率で第1サーブを決められ、8ポイントしか奪えなかった。以下、主な一問一答

 ―11日はいい試合をして、フェデラーから4年8か月ぶりに白星を挙げた。なぜ今日はうまくいかなかったのか

 「なぜこのようなプレーになったのか分からない。たくさんミスをしてしまった。ボールの感覚が良くなかった。今年最悪の試合の1つ。最悪な日の1つ」

 ―相手のプレーが良かったのか

 「彼のスタートは良かったし、数ゲームして自信を深めていった。自分は逆だった。第1セット第2ゲームを失って、ボールを感じられなくなった」

 ―準決勝に勝ち進むために必要なことは

 「今日のことは忘れて、明日、いい練習をして、なるべくポジティブに次へ向かうこと。(次の対戦相手のティエムは)感覚がもう少し戻ってくれば勝てるチャンスのある選手」

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