森薗政崇、男子ダブルスVに「すごく大きい優勝になりました」

スポーツ報知
男子ダブルスで優勝し、オーストリアOPから帰国した森薗政崇

 卓球のワールドツアー、オーストリア・オープン(OP)男子ダブルスで優勝した森薗政崇(23)=岡山リベッツ=が13日、成田空港に帰国した。大島祐哉(24)=木下グループ=と組み、決勝では7月のオーストラリアOPでストレートで完敗した鄭栄植、李尚洙(韓国)組に3―1で雪辱。「自分たちの思い描いた通りの試合展開を勇気を持ってできたので、それが勝利につながったかなと思います」と語った。

 昨年の世界選手権で銀メダルを獲得した森薗、大島ペアも相手の研究や対策に苦しみ、今季はツアーでここまで3度決勝に進出しながら1勝目が遠かった。「台上でストップで正確に止めて、長いボールに対応してラリーっていうのが僕たちの展開だったけど、安全策だけだと本当に勝てなくなってきていた」。現状打破へ「もっとアグレッシブに」と戦術を工夫。壁を乗り越えてつかんだ勝利「すごく大きい優勝になりましたね」と格別の喜びがあったという。

 来年の世界選手権でも同ペアで代表に選出されれば、金メダル獲得の期待がかかる。大きな目標に向け「半年前までは次に世界選手権に出た時に勝てるイメージが全くなかったけど、逆に今はワクワクしてます。いろんな見方ができるようになったし、いろんなことができるような気がする。すごく楽しいです」と、ペアとしての成長を実感していた。

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