Tリーグがルール変更を発表 1人の選手の出場は最大2試合まで

スポーツ報知
Tリーグ・松下浩二チェアマン

 卓球の新リーグ「Tリーグ」は14日、試合ルールの一部変更を発表した。現行ルールでは「1人の選手は、1チームマッチのうち最大2マッチまで出場できる。ただしシングルスは1マッチまでしか出場することはできない(延長戦を除く)」と規定されているが、新ルールでは「1人の選手は、1チームマッチのうち最大2マッチまで出場できる。ただしシングルスは1マッチまでしか出場することはできない(延長戦を含む)」となる。

 これまでは、第1試合のダブルスに出場した選手はシングルスにも出場でき、さらに2勝2敗となった場合に行われる1ゲーム先取の延長戦でも起用することが可能だった。1人の選手が最大3勝を挙げてチームの勝利を決定付けることができたが、今後は第2試合から第4試合までのシングルスに出場した選手は、延長戦には出場できない。

 リーグは今回のルール変更について「より『チーム戦の面白さ、醍醐味』を感じていただくためには、複数の選手がマッチで勝利をあげることがチームマッチの勝利のために必要となる制度とすべきと考え、ルールの変更に至りました」と説明。8日の実行委員会で決議され、15日のTOP名古屋―日本ペイントマレッツ戦(名古屋市武田テバオーシャンアリーナ)から適用される。

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