【Tリーグ】女子のTOP名古屋が開幕4連敗 ホーム初戦も延長で敗れる

スポーツ報知
女子ダブルスで敗れた名古屋の森薗美咲(右)、鄭怡静組

 約半月ぶりに再開し、女子のTOP名古屋は、ホーム開幕戦で日本ペイントマレッツに2―3で敗れ開幕4連敗となった。

 4番手で世界ランク8位の鄭怡静(26)=台湾=が初出場の中畑夏海(22)にストレート勝ち。2勝2敗で1ゲーム先取の延長戦に突入したが、同12位の徐孝元(31)=韓国=が松平志穂(23)にゲームカウント10―12で屈した。日本ペイントは3連勝。

 名古屋はホーム開幕戦でも白星をつかむことができなかった。延長戦は3番手で李皓晴に1―3で敗れていた徐を起用。雪辱へ、5―10から5ポイント連取と粘りを見せたが、わずかに勝利に届かなかった。

 8位の鄭、12位の徐ら世界ランク上位者がそろいながら、開幕4連敗と苦しい船出となった。前日には決起パーティーが盛大に開かれ、元中日でプロ野球通算2480安打を放った立浪和義氏(49)からも「プロスポーツ選手は夢を与える職業」と激励を受けるなど、地元の期待を背負ってのシーズン。主将の森薗美咲は「改めて勝つことは難しいと思ったけど、ベンチの雰囲気は悪くないし、むしろ良くなっている」と初勝利へ懸命に前を向いた。

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