【Tリーグ】大阪ダービーに敗れた日本ペイント・三原監督「次は4―0で勝てるように」

スポーツ報知
シングル戦で日本生命・常晨晨に敗れた日本ペイント・松平志穂

 卓球「Tリーグ」女子の日本ペイントマレッツは18日、大阪・羽曳野市で日本生命レッドエルフとの今季2度目の大阪ダービーに臨み、0―4で完敗した。

 前回は全戦フルゲームの激戦の末に勝利したが、当時は平野美宇、早田ひなが不在。三原孝博監督は「ベストメンバーで来るのは分かってましたし、苦しい戦いになるのは覚悟していました」と気持ちを引き締めて臨んだ。だが、2番手でエースの馮天薇(シンガポール)が早田に0―3で敗れると、3番手の李皓晴(香港)も平野に食らい付いたが、相手に傾いた流れを止められなかった。

 馮は直前まで中国・超級リーグに参加し、試合前日に来日。コンディションに問題はなかったというが、超級リーグとTリーグで使用球のメーカーが異なる調整の難しさもあった。三原監督も「本人はそこをすごく悔やんでました」と明かした。

 この日は大阪での開催とあって、会場には日本ペイントホールディングスの関係者やファンも多く訪れていた。勝利を届けることはできなかったが、負傷や国際大会参加のため、ここまで一度も出場していない世界ランク20位の加藤美優が合流すれば、戦力に厚みは増す。指揮官も「次はうちが4―0で勝てるように、本当のベストメンバーで日生さんに挑みたいと思います」と雪辱を期した。

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