立命大が連覇逃す 関学大に完敗で古橋監督が激怒

スポーツ報知
関学大に敗れて肩を落とす立命大の選手

◆アメリカンフットボール 関西学生1部リーグ最終日 関学大31―7立命大(18日、万博記念競技場)

 立命大が関学大に敗れて連覇を逃した。0―14の第3QにQB荒木優也(3年)=立命館守山=が35ヤードのTDパスを決めて7点差まで追い上げたが、荒木が2度のインターセプトを許すなど、関学大の激しいプレッシャーに屈した。

 試合後は、10季ぶりに復帰した古橋由一郎監督(53)の「何やっとんじゃ! やってきたことが全部出せたんか!」という怒号が響いた。「あそこまで(QBに)プレッシャーをかけられるのは計算外。負け方がひどすぎたので、どれだけ自信を取り戻してやれるか」と、選手の奮起を促した。

 立命大は、25日の全日本大学選手権・西日本代表校4回戦で名城大と対戦する。勝てば、甲子園ボウル出場を懸けて、12月2日の同・西日本代表校決定戦で再び関学大と対決する。

 昨季は関西学生リーグで優勝しながら、西日本代表校決定戦で関学大に敗れて甲子園ボウルに出場できなかっただけに、主将のOL安東純一(4年)は「まだまだ甘かった部分がめちゃくちゃ多かった。普段の力が一切、出せていなかった」と猛省。「ほんと、全てを出します。皆さんが思っているよりさらに上のパッションをチーム全部で出します。相手を驚かすぐらいの威圧感を出そうと思っている」と、雪辱を誓った。荒木も「反省はしないといけないけど、悲観的になる必要はない」と、必死に前を向いた。

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