【Vリーグ】東レ、逆転でホーム連敗阻止 星野主将「自分たちで勝ちに持っていく」

スポーツ報知
得点を決めて喜ぶ東レの選手たち

◆バレーボール Vリーグ1部 東レ3-1堺(18日、このはなアリーナ)

 東レが堺に3―1で逆転勝ちした。前日、FC東京に逆転負けした東レは、第1セットを20―25で落としたものの、第2セット以降は富松崇彰(34)の連続サービスエースや3戦ぶりに先発した星野秀和(28)のブロックなどで3セットを連取した。

 イヤな流れはベテランが変えた。チーム最年長の富松が、5本のサービスエースを決めた。球速こそないが、レシーバーの手前で落ちるボールを自在に動かした。「サーブで攻めて崩すバレーができた。レベロを外して狙った」。効果十分の働きだった。

 持病のアキレス腱痛を抱えるが、高橋、李のミドルブロッカー陣がケガで戦列を離れ、体にムチを打ち出場している。「戻ってくるまで頑張るって言ってくれてます」と、小林敦監督(44)も頭を下げた。

 星野主将はブロックで両チーム最多5点をマーク。「言われたらやるんじゃなくて、自分たちで勝ちに持っていくんだって気持ちでやらないと」。アタックでも決定率55・6で逆転勝利に貢献。ホーム2連戦での連敗を阻止した。

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