天理大V王手 3連覇へ全勝キープも課題浮き彫り

スポーツ報知

◆関西大学ラグビー第9日 天理大48―19立命大(18日・キンチョウ)

 天理大が立命大から8トライを奪い、48―19で全勝をキープした。24日の最終節で、5勝1敗の京産大との直接対決に勝つか引き分けで3連覇が決まる。この日、天理大と京産大は全国大学選手権出場が決定。残る1枠を立命大と関学大で争うことになり、全国V4度の同大は初めて2季連続で全国切符を逃した。

 天理大は圧勝にも、課題が浮き彫りになった。サインプレーなどのミスが目立ち、後半24分から3トライを献上。小松節夫監督(55)は「点差がついてから、受け身になった。パスが雑だったし、もうちょっと、丁寧にいかないといけない」と気を引き締めた。この日は自身の母校でもある天理高が奈良県予選を制し、花園切符をゲット。「すごいですね」とリーグ3連覇がかかる京産大との直接対決へ、刺激を受けた。

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