【Tリーグ】彩たま、ホーム開幕戦飾る 吉村真晴「非常に気持ちが高ぶっていた」

スポーツ報知
ホーム開幕戦を盛り上げた彩たまのダンサーチーム「「TERRA」と選手たち(Tリーグ提供)

◆卓球Tリーグ T.T彩たま3-2岡山リベッツ(21日、さいたま市・サイデン化学アリーナ)

 男子のT.T彩たまがホーム開幕戦に臨み、岡山リベッツに3―2で競り勝った。連敗を2で止めて勝ち点を11に伸ばし、2位も死守した。

 彩たまにとって、待望のホーム開幕戦は1ゲーム先取の延長戦にもつれ込む激戦となった。第1試合のダブルスは黄鎮廷(香港)吉村真晴組を初めて起用。ここまで3戦全勝だった上田仁、森薗政崇の強力ペアを2―1で破ると、第2試合は鄭栄植(韓国)が3―2で吉村和弘に勝利した。

 しかし、第3試合は平野友樹が敗れ、第4試合は黄が2ゲームを先行しながら、上田に痛恨の逆転負け。2勝2敗と追い付かれたものの、鄭が延長戦で李尚洙との韓国代表対決を勝ちきった。チームの連敗も2で止まり、坂本竜介監督も「相当、心が疲れました。ホームの最初で意地でも負けるわけにいかない気持ちでやっていた。勝ててホッとしているのが一番です」と胸をなで下ろした。

 この日は平日夜にも関わらず、1098人の観客が集まった。オーディションで選ばれた男女18人による彩たまのダンサーチーム「TERRA」がパフォーマンスで盛り上げ、試合中は会場内に散らばって一体感のある応援をリード。吉村は「ホーム感がありましたし、選手としては非常に気持ちが高ぶっていた。ダンスの振り付けも格好良かったし、素晴らしいなと感じました」と感謝し、坂本監督も「いろんなサプライズを盛り込んでいくことで、T.T彩たまに行けば面白い試合が見られて、面白いコンテンツがある。そういうチームにしていけたら」と力を込めた。

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