【Tリーグ】延長戦で敗れた岡山・李尚洙「チームに申し訳ない」
スポーツ報知
◆卓球Tリーグ T.T彩たま3-2岡山リベッツ(21日、さいたま市・サイデン化学アリーナ)
男子の岡山リベッツはT.T彩たまに2―3で惜敗した。2位浮上は逃したが、勝ち点1を上積みした。
岡山が執念を見せた。上田仁、森薗政崇で組んで以降、3連勝中だった第1試合のダブルスを落とすなど0勝2敗と追い込まれる苦しい展開だったが、第3試合で李尚洙(韓国)が平野友樹に勝利。さらに第4試合では上田が踏ん張った。世界ランク8位の黄鎮廷(香港)を相手に2ゲームを先行されながら、逆転勝ち。白神宏佑監督も「ビクトリーマッチ(延長戦)での勝負だと思っていた。上田が頑張ってつなげてくれた」とたたえた。
1ゲーム先取の延長戦では、李がダブルスのパートナーでもある鄭栄植(韓国)に3―11で敗れた。国際大会では6戦未勝利と分が悪く、李も「(鄭は)すごくミスが少ない。1―2という難しい状況から、上田さんがすごくい試合で回してくれたのに負けてしまい、チームに申し訳ない」とがっくり。それでも、起用した白神監督は「うちのエースで負けたら仕方ない。あそこまで持っていけたのが良かったと思います」と勝ち点1を前向きにとらえていた。