【Vリーグ】PFU、Bリーグと初の同日同会場開催も開幕7連敗

スポーツ報知
負傷から復帰後、初得点を挙げた三橋(中央)

◆バレーボール Vリーグ1部 ▽女子 JT3―1PFU(24日、いしかわ総合スポーツセンター)

 バレーボールVリーグ1部女子(V1)のPFUブルーキャッツと、プロバスケットボール男子B2の金沢武士団のホームゲームが24日、金沢市のいしかわ総合スポーツセンターで「スペシャルマッチデー」として開催された。両チームの同日、同会場開催は初めて。正午から試合を行った東地区最下位のPFUは、西地区2位のJTに1―3で逆転負けし、開幕7連敗。午後6時開始の金沢武士団に、勝利のバトンをつなぐことができなかった。

 PFUは、ホームで初白星を飾ることができなかった。サーブで相手を崩して第1セット(S)を先取したが、第2S以降はJTのコンビバレーにも対応できず、主将のミドルブロッカーの清水真衣(26)は「ミスも出て、悪い流れを断ち切れなかった」と敗因を述べた。

 金沢武士団との初の“同時開催”試合では、チケット割引などの入場特典があったほか、試合間に元サッカー日本代表・前園真聖(45)のトークショーなどのイベントも行われた。清水は「勝って勢いに乗った中で、武士団を送り出したい気持ちだった」と悔やんだ。

 ただ、収穫もあった。昨年4月に股関節の手術を受けた元主将のアウトサイドヒッター・三橋聡恵(29)が、今季開幕戦の復帰から7試合目で初得点。「とても大きい1点でした」と喜びをかみしめた三橋の復活を、加藤陽一監督(42)は「歩くのも大変だった時期もあった。彼女がプレーすることがチームのハッピーにつながる」と祝福した。(勝田 成紀)

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