“世界一対決”は世界ランク1位に軍配 フクヒロペアが2連覇に王手

スポーツ報知
決勝進出を決めた福島由紀(手前)、広田彩花組

 ◆バドミントン 全日本総合選手権 第5日(1日、東京・駒沢体育館)

 女子ダブルス準決勝で、世界ランキング1位の福島由紀、広田彩花(ともに岐阜トリッキーパンダース)組が、18年世界選手権女王の永原和可那、松本麻佑(ともに北都銀行)をフルゲームの末に下し、2連覇に王手をかけた。

 世界ランキング1位か、直近の世界選手権女王か。ともに「世界一」を手にした2ペアが激突した。フクヒロペアは、2人ともに170センチ超のナガマツペアの攻撃力を、丁寧な配球で封じていった。広田は「世界チャンピオンに挑戦者の気持ちを忘れずにやって、それが勝ちにつながってよかった」。福島も「自分達のプレーを色々な方に見てもらいたいという気持ちだった。(最終ゲームは)自分達らしく攻めていこうと話し合った」とうなずいた。

 ナガマツが優勝した今夏の世界選手権決勝と同じ顔合わせ。フクヒロは雪辱を果たした形となった。2連覇へもあと1勝。広田は「連覇を期待される中で、自分達の100%を出せるようにしたい。2人らしいプレーを出して、決勝を楽しめるようにしたい」と思いを新たにした。

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