みまひな、逆転勝ちで決勝へ 伊藤美誠「本当に我慢の試合」 ワールドツアー・グランドファイナル

スポーツ報知
伊藤美誠(左)、早田ひなペア

 卓球のワールドツアー・グランドファイナルは14日、韓国・仁川で第2日が行われ、女子ダブルスで伊藤美誠(スターツ)、早田ひな(日本生命)組が決勝進出を果たした。田志希、梁夏銀の韓国ペアに3―2で競り勝った。

 “みまひな”が激戦を制して2年連続の決勝進出を決めた。第1ゲームは12―10で制したものの、相手の粘り強い返球に苦しめられ、2ゲームを落とした。第4ゲームも9―10とマッチポイントを握られたが、そこから執念で3ポイントを連取。勢いに乗って最終ゲームも制し、逆転勝ちを収めた。伊藤は「本当に我慢の試合」と胸をなで下ろし、早田は「何をしても返ってくるし、対応してくる感じだった。最後は自分たちがいけるところにしっかりコースを突いていこうと話して、挽回することができて良かった」と勝因を振り返った。

 このペアで臨んだ前回大会は決勝で敗れている。初優勝を目指し、16日の決勝は陳幸同、孫穎莎(中国)組と対戦。11月のオーストリア・オープンでは決勝で3―0で破っている相手だが、早田は「対策もしてくると思う。自分たちのプレーをしっかりとしていくことを第一に考えて、どういう展開になるか分からないけど、対応して勝っていければ」と表情を引き締めた。

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